THEME

BAZAAR 創造の、市場へ。

CONCEPT-01 HAPPY
WORK PLACE

ワクワクする出会いは、
イノベーションを導く。

“Chance favors the prepared mind. ~幸運は用意された心のみに宿る~”
フランスの学者パスツールのそんな言葉のように、楽しさあふれるさまざまな出会いは、

幸運な発見や創造につながっていきます。
イノベーションを巻き起こすために欠かせない“ワクワクする場”の始まりです。

01

出会う、集まる

社内外からさまざまな人たちが集まり、活発なコミュニケーションがわきおこる。

02

見つける、話す

ワイワイガヤガヤ、自由な議論が交わされ、イノベーションが生まれる。

03

生み出す、育てる

NIC にいくと何かがある、夢がある、何か生まれる、発想できる、うきうきする、また来たくなる空気がある。

7 KEY PLACES

イノベーションを
起こす、
働く場の環境。

これからのワークスタイルに欠かせないのが、ワクワクする「場」の存在です。ここでは、さまざまな人たちが集まり、ワイワイガヤガヤ自由な議論が生まれ、予想もしないイノベーションがわきおこる。そのための7つの場があります。

01 毛髪科学研究所
ヘア サイエンス
スクエア

髪という繊維を科学する、
イメージする化粧品をつくる。

毛髪科学研究所は、美容室と同じ機能を持った化粧品のラボ・スペース。ここでは、自分のイメージにあった仕上がり感や質感、香りなどを設計して商品をつくることができます。また、全国に展開するヘア サイエンス スクエア(HSS)は、商品開発だけでなく自社ブランド商品を使っていただくための教育プログラムを提供する場でもあります。毛髪科学の研究だけでなく、実際に困っている髪の悩みの相談も受け付けています。

02 界面科学研究所

キーテクノロジーを先端産業へ。

日華化学の技術は、界面科学をベースにしています。繊維加工用薬剤という界面科学からスタートした事業は、クリーニング・金属・製紙・化粧品・ヘルスケアなどに裾野を広げてきました。これからも、高分子素材・電子材料・環境・エネルギー・生物科学などの先端分野で活躍する製品を、お客様と一緒に開発していきます。

03 プロジェクト・キャンプ

第一弾は、繊維加工の
ソリューション技術。

私たちの強みは、ソリューションの提供です。お客様が困っている問題を、現場で一緒に考え解決してきました。繊維加工の現場では、「現場立会い試験」というそのままの言葉が日華化学の得意技になってきました。現場重視の営業+研究活動は、繊維以外の分野でもNICCA 流になっています。1階のコラボレーションスクエアにあるプロジェクト・キャンプで繊維加工のソリューションを見学し、気軽に困っていることをご相談ください。

04 オープンラボ

未完成でも、発表してみよう。

アイデアは、まず見える形にしよう。NIC では、30%の開発段階でも、試作品を見せて、違う角度からの意見やアドバイスを取り入れる「プロトタイピング」というやり方を重視しています。プロトタイプにすることで、アイデアがさらに具体性を帯びてくる。人前で発表し、多様な人たちが興味を持って開発に参加することで、スピードや精度が格段に上がる。T スクエアには、そんな特別な実験室が3つ用意されています。また、オープンラボは、日華化学の技術の魅力を見てもらう場所。お客様にも実験や評価試験などを見てもらう、やってもらう実験室です。

05 白テーブル

みんなの力を借りよう。

研究室と研究室の間、みんなが通る通路に置かれた白テーブル。お菓子やお茶も用意され、通りがかりの人やちょっと息抜きに来た人も、気軽に議論の場に参加できるオープンスペースです。1人やひとつのグループで考え抜くのもいいけれど、同僚たちや違う分野の研究者の意見を聞くことで、意外と新しい発見や解決の糸口が生まれるもの。それはまた、立ち寄った人たちにとっても、同様に新しいひらめきをもたらしてくれる場所でもあるのです。

06 図書空間

本棚には、必読本がいっぱい。

NICのオフィスは半分がフリーアドレス。好きなスペースに陣取って仕事ができるようになっています。その一角にある大きな本棚には、社員が仲間に薦める本や、化学の専門誌、ファッション雑誌、故会長の蔵書の一部もあります。図書空間は、時代を超えて読み継がれるべき本や、時代を先取りするためのヒントが満載の本など、知の刺激にあふれています。

07 篭り部屋

裏通りにある隠れ家です。

オープンなイメージのNICですが、ちょっとストイックに仕事に取り組めるよう、目立たない部屋も準備しています。1人で集中して仕事をすすめたいとき、少人数でアイデアを詰めたいときにピッタリです。そこは狭くて、落ち着く雰囲気。まるで、隠れ家のような空間です。

創造の市場に潜入。

NICは「楽しく働く場」を意識してデザインしました。

設計を検討したワークショップには経営者研究者設計者を始め多くの社員が参加しました。
そこでは意外性を楽しんだり、これまでになかった組み合わせで開発したり、とにかくエキサイティングなことができる環境を求めてきました。
特に、1階のオープンスペースには5つの広場(スクエア)がバザールのように広がり、自由な雰囲気で一緒に開発する場を設けています。

NIC 1階のエリアマップ

A.「エントランス」

日華化学のプロジェクター用透過型スクリーン"ディアルミエ"がお客様をお迎えします。

B.「オープン スクエア」

イノベーションを推進するための日華化学の技術を、9つのshow(小)キューブとタブレットで紹介。引き出しを開けて、一緒にこの先の技術をイメージしましょう。

C.「ラングミュア・アヴェニュー」

界面化学を大きな研究の領域に高め、ノーベル化学賞を受賞した界面化学の祖 ラングミュア博士の功績をたたえ名付けた表通りです。

D.「エレベーターホール/NICギャラリー」

日華化学の先端技術であるUV硬化型インク対応の脱墨剤で再生されたパルプと越前和紙を融合。ハイブリッドな越前和紙が壁面を飾っています。また、若手作家による現代アートもお楽しみください。

E.「ヘア サイエンス スクエア」

化粧品の商品開発にかかせない情報交流と共有を核とするコミュニケーションスペース。さまざまな分野の人たちが、ひとつのテーブルについて商品を開発する拠点です。毛髪科学の基本をしっかり深め、お客様や、業界にセミナーや講習会を開催いたします。

F.「コラボレーション スクエア」

バザールの中では、多様な人たちが技術や意見を交換する。そのイメージで場を設定しました。人の交じり合いでイノベーションが生まれます。

G.「7メートルのハイテーブル」

建築士、家具デザイナー、製材職人、日華化学社員がワークショップを通して完成した大テーブル。表情豊かな福井県産杉を、日華化学のウレタン技術でコーティングしました。

H.「ガーデン スクエア」

ランチを楽しむカフェテリアであり、人々が集まり、多目的にワイワイガヤガヤと話し合うスペース。ホールとして、セミナーや講演会、各種イベントなどの開催も企画しています。

I.「T スクエア(トライアル スクエア)」

試作室、特別実験室、精密分析室の3 つの研究室で構成されたスクエアです。これから日華化学が取り組む新しいテーマを扱います。お客様とのコラボレーションで試作品を作り、評価し、議論し、改良し、完成する場です。

CONCEPT-02 HAPPY
WORK STYLE

7 KEY WORDS

働き方の
イノベーション

ビジネスの世界が、大きな地殻変動の時期を迎えています。そんななか、お客様の課題をお客様と一緒に解決していくことに重きを置く、日華化学の姿勢は昔も今も変わることはありません。さらに、NICでは、領域を超えた研究の交流やオープンイノベーションの推進を行い、これまでになかった角度から新たな価値を生み出します。そのために重要な7つのキーワードを紹介します。

01 PLAYFUL

おとなの、砂場。遊び道具は、
アイデアとプロトタイプ。

好奇心や興味から始まる研究開発、参加したくなる新規開発プロジェクト…みんながアイデアやプロトタイプを持ち寄る場所は、楽しい空間です。幼い頃の砂遊びのように自由に考えましょう。柔軟な発想が浮かぶ、夢中になる、ワクワクする。そんなおとなの砂場から、新しいイノベーションが生まれます。

02 COWORKING

異業種格闘技。友情と仕事が生まれる。

オープンな議論のテーブルにつくのは、なにも研究者だけじゃない。産官学や地域の人たち、将来仲間になる若者たち…。いろんな意見が飛び交い、議論や研究を繰り返し、協働することで、思いがけない発見や成果につながります。

03 NETWORK

友だち100人計画。
知ってる人を、つながってる人に。

1人で考えられることは1人分。でも、100人集まれば、100の考えがつながって、ふくらんで、ひろがって、無限大の可能性が現れるかもしれません。そんな人と人が交じりあうネットワークは、これからの時代に不可欠なもの。国内外の研究機関や、ときには競争相手とも友だちとなれる環境づくりを心がけています。

04 FAIL FAST

失敗する勇気。
早く失敗すれば、成功はすぐそこ。

昔も今も、失敗は成功のもと。何事にも挑戦する企業風土にのみ、イノベーションは生まれます。そもそも当社の先人の口ぐせは、「面白い、やってやろうじゃないか」。何でもやってみようというチャレンジ精神の裏には、失敗を恐れず、前向きの失敗は叱責しない暗黙の了解があります。さぁ、キミも、早く失敗してみないか。

05 SERNDIPITY

幸運を掴みとる力。
考えぬけば、つながる、見つかる。

考えるより先に、実験してみよう。まず試してみるという研究姿勢は大事です。やってみて、思いがけないことが起こるのがセレンディピティー。やらなければ何も起きない。特に、界面科学の世界では、まず試してみることが重要です。素敵な偶然に出会ったり、予想外の発見をすることも。

06 CSV (Creating
Shared Value)

社会と一緒に、社会を変える仕事。
新しい価値を、社会と共有する。

社会との関わりは、イノベーションを起こす上で不可欠です。社会の役に立たないイノベーションは、存在価値がありません。NICのテーマをバザールとしたのは、より密接に地域社会との関わりも持てる場にしたいという考えから。コラボレーションスクエアなどオープンな空間を利用して、社会に役立つ価値を創造していきます。

07 DIVERSITY

これからを、一緒に。
いろんな1人が集まって、NICCAになる。

日華化学グループは、8つの国と地域にある12拠点で生産、販売、研究、マーケティング活動を展開しています。「市場の様々な課題は現場で解決する」をモットーに、それぞれの国で個性豊かなメンバーが働いています。グローバルな仲間たちと価値観を共有しながら、NICCAブランドをお届けし続けたい。それには1人の力が大家族主義の経営理念のもとに集まって、大きな力を発揮します。

MESSAGE

小堀哲夫 建築家/
小堀哲夫建築設計事務所 主宰

環境が「働き方を変える」

突破口に。

人間は環境の中で生きていて、建築も環境のひとつだと思います。
そして環境が変わると、人間の意識も大きく変化します。
このNICの基本設計は、
社員参加のワークショップ形式で決めていきました。
このワークショップでは、常に新しい発想や意見が飛び交い、
人が交流し賑わいのある、まさしく「バザール」そのものでした。
NICではこれから先もアイデアが創出され続けることで
空間・場は変化を続け、「生きた建築」となって
僕の想像をはるかに超えて成長して欲しいと願っています。

江守康昌
日華化学株式会社 
代表取締役社長

働き方こそがプレゼンテーション。

NICCA イノベーションセンターは、
日華化学グループのイノベーションを発信していくために生まれました。
全国から、世界から、人が集まり、新しい技術や開発テーマ、
新たなビジネスモデルを、これまでの枠組みにとらわれず交流する「場」です。

ここは、多彩な人々がワイワイガヤガヤと活発な議論を通して
新しい価値を創造する「創発の場」です。トルコのグランド・バザールのような、
世界中からおもしろい情報やプロトタイプが集まってくる市場にしたいと思っています。
NICに行くと何かがある、何かに触発される、技術やアイデアがわきおこる。
「また来てみたい」と思っていただければ最高です。

私たちは福井の地で創業しました。
戦争や福井大震災のような自然災害などに遭いながらも、
苦難を乗り越えて成長の礎を築いてきました。
そして今、まさにこの地でもう一度原点に立ち返り、
お客様と一緒にイノベーションを創発する覚悟でいます。
「福井にこんなところがあるのか」そう驚きの声があがるほど、
エキサイティングなワークプレイスにしていきます。