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泡はトラブルの元?

紙を漉いたり、ペンキを塗ったり。こんなときに泡が混入すると、完成時に穴があく、厚みにムラができるなど、様々なトラブルの原因になります。そこで、泡の発生を防いだり、泡をすばやく消したりするために使われているのが、日華化学の「消泡剤」です。

どんな泡でも退治します。

日華化学では3つの方法で、泡を消す方法を確立しています。ひとつ目は、泡の膜を引っぱって薄くすることで、泡の膜を破る方法。2つ目は、泡の和を乱すことで壊す方法。3つ目は、たくさんの泡をまとめ、大きくすることで破れさせる方法です。これを組み合わせ、どんな泡にも対処できるのが日華化学の消泡剤です。

泡はきらわれもの?

消泡剤は、私たちの目に見えない様々なところで活躍しています。例えば製紙会社や、塗料・コンクリートを作る工場。ほかにも、排水処理場や、精密機器の基盤を作る工場など、消泡剤はさまざまな産業分野を支えています。

あらゆる泡によるトラブルを解消

現場によって、求められる機能は様々です。日華化学では、効果が弱くても、長く持続する消泡剤がいいのか、すばやく、すぐに泡を消したいのかなど、多種多様な要望に対応しています。更に現在は環境に配慮し、汚れた水をリサイクルできる消泡剤や、自然の中で分解される消泡剤の開発に取り組んでいます。

こんなにある、日華の技術