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柔軟

しぼったタオルは、なぜ固い?

濡れたタオルをしぼり、ほぐさずに自然乾燥すると、タオルはかちかちに固くなります。これは繊維の間に残った水の分子同士が、水素結合で結びつくためです。この固くなった繊維同士をほぐし、やわらかく仕上げるのが、日華化学の「柔軟」の技術です。

ミクロコーティングで、さらさらに。

日華化学の「柔軟」には、2つのメカニズムがあります。1つ目は、日華化学のコーティング技術。ミクロのレベルで表面をコーティングし、繊維同士や、繊維と肌の「すべり」を向上させます。このすべり具合をコントロールすれば、「しっとり感」や「さらさら感」などさまざまな「やわらかさ」を表現することができます。

スキマをつくって、ふわふわに。

2つ目は、スキマをつくる技術です。タオルや衣服の繊維はお互いに固く結びつき、規則正しく並んでいます。日華化学には、この繊維の結びつきを切りはなすノウハウがあります。繊維と繊維の間に空気のスキマをつくり、繊維に弾力を生み出します。

トリートメントは、柔軟剤?

柔軟剤が効果を発揮するのは、衣類だけではありません。例えば、「肌にやさしいティッシュ」は、衣類と同じ繊維でできた「紙」をやわらかくしてつくられるものです。髪にやわらかさを与える「トリートメント」も、実は繊維である「髪」のための柔軟剤です。

やわらかさは、進化し続ける。

日華化学が生み出す「やわらかさ」は、「さらさらしたやわらかさ」や「しっとりしたやわらかさ」に加え、他の機能を付加した「撥水できる柔軟剤」なども実現できます。さらに、進化し続ける新素材にも、常に対応しています。いろんなニーズに「柔軟に対応できる」のが、日華化学の強みです。

こんなにある、日華の技術