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撥水

雨や水を、弾くヒミツ。

みなさんも一度は着たことがあるウインドブレーカー。その雨水を弾く撥水の機能にも、日華化学の技術が使われています。みなさんはこの「雨や水を弾く」現象のヒミツをご存知ですか?

ヒントは、蓮の葉。

蓮の葉の表面にはちいさな凸凹が密集し、水滴が入りこめないようになっています。それを科学の力で実現しているのが、日華化学の「撥水」の技術です。布などの繊維の表面に撥水剤を分子レベルで規則正しく結合させ、安定させることで実現しています。この撥水機能は、こすれたり、洗濯したりしても持続します。

濡らさないは、汚さない。

「撥水」の技術はウインドブレーカーや傘、テントなど、身近なところだけでなく、様々なところで活躍しています。例えば消防服もそのひとつで、雨や消火水に濡れて動きが邪魔されないようになっています。作業着や手術着なども、汚れや液体がつきにくいよう、撥水加工が施されています。

撥水剤は、バランスが大事。

日華化学の強みは、「バランス」のよさです。撥水加工した生地を評価する指標は、撥水性の他に、耐久性、風合い、生地の破れにくさなど、様々です。日華化学の「撥水」の技術は、すべてを高いバランスで提供しています。

なんでも、どこでも弾く力。

日華化学の「撥水」の技術は、「界面をコントロールする技術」です。この技術を使えば、肌に触れるところは吸水、外側だけを撥水させることもできます。水だけではなく、油のしみ込みを防ぐなど、汚れを防止することも可能です。この「撥水」の技術は、不織布やフィルム、木材など、いろいろなところに展開でき、より人々の暮らしを豊かに快適にできる可能性を持っています。

こんなにある、日華の技術