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感熱紙

レシートにも、日華化学の技術。

お買い物のあとにもらうレシートは、インクを用いて印刷しているのではなく、熱を加えたところが黒くなる「感熱紙」という紙を用いています。この感熱紙に使用されている顕色剤を作っているのが日華化学です。

感熱紙は、熱で発色する。

感熱紙の表面には特別な塗料が塗布されています。塗料に含まれているのは、発色のもととなる「ロイコ染料」と「顕色剤(けんしょくざい)」の2つの材料です。熱を加えると両者が反応して黒くなり、印字することができます。その顕色剤のひとつ「ビスフェノールS」をつくっているのが、日華化学です。

身近に、感熱紙。

感熱紙は、いたるところで用いられています。例えば電車の切符や航空券、食品ラベル。ATMの利用票や、ガス・水道・電気の検針票なども感熱紙です。感熱紙は姿を変えながら、私たちの日常生活を支えています。

熱にも水にも強い!

日華化学の顕色剤は、熱にも水にも耐性があります。一般的な感熱紙では、熱に敏感に反応して黒ずんでしまったり、水に濡れて色がにじんでしまったりすることがあります。日華化学の顕色剤は、耐熱性や耐水性に優れ、重要な切符や領収書を、熱や水から保護します。

日華化学は、熱のプロフェッショナル。

感熱紙の技術は、「熱をコントロールする技術」です。この技術を応用することで、フィルムやレンズ、フレーム、塗料などの耐熱性や透明度の向上が実現できると期待されています。新しい未来を、日華化学と一緒に描いてみませんか。

こんなにある、日華の技術